米国の大統領選挙後トランプ氏は着々と閣僚人事を進めているようだ。
官僚主義を排して「政府効率化省」を作ってイーロン・マスク氏が着任する予定という。民間の経営効率を政府に持ち込むという意味ではいい点はたくさんあるだろう。
規制撤廃や無駄を排するなどいい点はたくさんありそうだ。ただ巨大企業であり世界最大の富豪と言われるマスク氏が私欲を求めての規制撤廃にならないかという心配はある。富豪だから下々の考える下世話な憶測は要らないのかもしれない。
効率だけで物事を進めるということに疑問がでることもあるだろう。官僚主義は排するというのも日本の官僚と米国の官僚との違いはあると思えるが日本で官僚がいなくなったら政府は動かないことになるのではないか。