福澤克雄『VIVANT 上』を読む。

福澤克雄氏原作のテレビドラマの小説版なのかノベライズ蒔田陽平とある。スリル満点のサスペンス。人気だったというテレビドラマは見ていないのだが本を読む限りややこしい。

『VIVANT 上』

商事会社に勤務する乃木がパソコンで送金するのに14億を140億として送金してしまう。自分は送信ボタンを押しただけなのだがお金を取り返すよう命じられてバルカ国に出張するところから事件が数々のサスペンスとなっていく。送金相手に逢うとその人は自爆しその時に野崎という公安の男と出会い、バル国の警察署長チンギスに追い回される。母の死で物言わぬ少女ジャミーンに助けられた縁で知り合った医者の薫とともに乃木・野崎・薫の3人は死の砂漠といわれるアド砂漠を横断して逃避行。

日本になんとか辿り着き送金に関わる謎を解明しようとし日本に来たジャミーンの手術のために奔走する。

(原作があってドラマにする場合が多いがこれはテレビドラマがあって小説が後だから読んだ後でドラマを見ると映像がきれいで脚本のような本だから原作と違うということがないから安心して楽しめる。)

☆☆☆