池井戸潤氏作品は理不尽な会社のなかで闘う読んでいて拍手を送りたくなる
ような登場人物がでてくる本が多い。読んでいてスッキリするというか・・・。
ラグビーが流行のようだから今ピッタリの本だ。
「ノーサイド・ゲーム」
君嶋隼人。トキワ本社勤務だったのだが横浜工場の総務部長に移動になる。
トキワ自動車のラグビーのGMという仕事もついてきてラグビーに無関心
だった君嶋が柴門監督を迎えて優勝めざして奮闘すると同時にお金のかかる
ラグビー部の予算をめぐって会社内での権力闘争も絡んで苦境に陥る君嶋。
観客が集まらない大会社頼みのラグビー界そのものに改革を挑んでいく。
トキワ自動車ラグビー部が感動の優勝し君嶋も本社へ・・・・・。
☆☆☆☆