神奈川県の社会福祉法人「大磯恒道会」がこの年末に倒産したという。
この数年介護施設が多く開設されたが17年の倒産件数は88件という。
この倒産した事業は別法人に引き継がれたというがグループホーム
2か所は休止となったという。全員が別事業所に移動は終わったのだが
入所者・その家族にとっては大変だったと想像する。
大抵働いている職員のみなさんは使命感に燃えて一生懸命だ。
家族のようだと利用者も職員も話すことが多いのも介護施設だ。
この施設は2013年に不動産を営む男性が理事長になってから
様子がおかしくなったという。経営者に問題があったのだろう。
社会福祉法人は理事会・監査人など監視体制が普通は機能する。
しかし日本全体に監視機能が働いていないから昨今の事故事件だ。
問題が明るみに出た時にはもはや重度であることが多い。
入所者は別法人に収容されたからいいというものではない。
食材費が370円しかないことや、法人から食材費が送られないこともという。
入所者を守るという違った使命感がもっとあれば早くに対策もあったかも。
早急に施設の監視体制の行政連携の構築が必要ではないか。