鹿嶋田真希「少年聖女」読む

   図書館でたまに変わった作家の作品を読もうかと。

      たまたま手にとったのが「少年聖女」
      作家略歴をみたら芥川賞をとったとある。

     読んだ。
       ひとことで言うと何度投げ出そうと思ったか分からない。
       それほど難解?読みずらい?読み手の問題?
       話は
     水槽のあるゲイバーのショーで下手な歌を怒鳴りたてている
     主人公タマを見た「武史」が一目で女と見抜き、興奮し
     好きになり結婚するという話を「伝説」という形でタマに育てられた
     子供が友達に話すという話だ。(合ってるのかなあ?)

     芥川作家というのはこれほどややこしく難しげな文章が、
     「吸う」「咥える」「叡智」「階梯」などの言葉が大量に必要なのかなあ。

     難しげな文章を読みながら嫌気をさしつつ読み手が自分が
     読んでやらなければという感情はもしかしたら作家の言いたい
     ことであり、術中にはまったのかもしれない。 あああああああ。
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