また起きた施設での殺人事件。

  相模原の知的障害者施設で起きた大量殺人事件の記憶も
  生々しい今 また施設で殺人事件が起きた。

  放置してるとまだまだ続きそうな気がする。何故なら土壌は少しも改良されていないから。

  人の命の大切さは頭のなかでは誰もが分かっている。
  しかし、頭のなかで分かっていることと現実は違うということも事実だからこうゆうことが起きる。

  勉強し、命の大切さも十分に教えられているはずである。
  しかし、今回の犯人が言ってるように何度も布団を汚され、ふろ場でも汚され、
  夜勤で自分は一生懸命仕事をしている。
  相手は年寄であり、なかなか話も通じない。あーあ嫌だと思う。こんな人なんていなくなれば・・・・・。
  犯人は25才。そして悲劇は起きた。

  福祉施設の仕事は生半可な考えでできる仕事ではない。
  自分のおじいちゃん、おばあちゃん以外には子供のころには「じじい、ばばあ」と言ってきた人々の
  面倒をみる仕事なのだ。命の大切さというだけではとても務まらないのではないか。
  生きるということを考えるべきであり、「命は大切」の掛け声だけですむのかどうか。

  待遇面はもちろんだが頭の部分と実地の部分の教育とともに設備や器具の向上も必要だ。
  誰でも同じようにできる介護や対応ができる時代が早くくればいいと思う。
  介護するほうも、されるほうも同じ人間だからまだまだ時間がかかりそうだ。
        当面はすべての関係者が口を酸っぱくして「命」について話題にするしかないと思う。