気になるニュースの一つは
40代低所得世帯が20年で1.5倍になったというニュースである。
厚生労働省がだしている資料は2015年であるから少しは改善しているかもしれないが。
40代といえば一番お金もかかり働き盛りである。その人たちの所得が低下している。
もちろん 資料でもいうように社会変化による部分は大きいのだろうが。
企業の業績がよくなり、企業の利益留保がすすんでるといわれる中、
これは残念なニュースである。
人材不足があり若年社員にあつく給料を払わなければいい人材が集まらないなどの
経営者の大変さも分からなくはない。しかし 先に光が見えなければ結婚も子供も・・・。
40代、50代に希望がなければ結局は若者のいい人材は集まらないことになりはしないか。
幼児教育費の無料化が言われている。保育園の不足が言われている。
社内留保は多い。消費税の10%値上げと使い道が論議されてる。
これらのことをキーワードにして一歩前進できないか。
自分は73才である。貧乏生活である。年金生活である。
自分は食べられればいい。なんとか生きていければいい。戦後の耐乏生活を過ごしたのだ。
現役世代だけは働き甲斐をもち、子育てをちゃんとする。
生涯現役でなければとも言われるが40代で人生設計ができる世の中に。
(勿論 みんな設計してるんだろうなあ。しかし40代で生活のためにガツガツしてたら・・・)
欲をかかないこと。自分だけがよければと思わないこと。すべてがうまくいくことはない。
戦中派の自分にはテレビを見てるとみんなは優雅に過ごしてるように見えるが
時代が変わると要求も変わる。
「分」を弁えるという言葉もある。人は平等ではない。
しかし 長い間生きてきて思うことは「やればやっただけ報われる」ということであり、
逆にいえば「やっただけしか報われない」ということだと思う。だから自分は報われてはいない。あーーあ!