酒酔い

  港まつりで酒を飲む。ひとり飲む。

    音量につれて酒の量もふえた。日本酒のうまさがうまさをよぶ。

    最初は亡くなった親友O君との思い出をひとりたどろうなんて飲みだしたのだが。

    飲みだすと最近 ご無沙汰してるもろもろの自分の師に会いたいと思い、

    会ったら また 酒がおいしくなり、師の奥さんにご挨拶したくなり、

    無理に呼んでもらって3人になるとさらに酒がおいしくなって。

    結局 また 酔った。 ( ご迷惑をかけたかもしれないと心配である)

    ぐっすり眠った。 普段の何倍も。

    いつものように「あーあ 昨夜はしゃべりすぎた」 と後悔。そして後悔。

    酒が身体に浸み込むともはやどうにもならない。  もう歳だ。後悔しない朝を迎えたいものだ。

    後悔しつつ、おいしい酒を飲めたいい日であった。いい祭りであった。 そう思うことにする。