N君への手紙

松戸のN君へ
      目にとどめてくれるだろうか。70才を過ぎてラブレターを書く感覚でPCに向かっています。

       50年ぶりに再会してから2年がたちました。その節は自宅に泊めていただきお世話なりました。

       学生時代のまんまの心根の君に会えたことが本当にうれしかった。ありがとう!

       あの時は話さなかったが「がん」を患い、一応の目安である5年がすぎて、私にとっては

       くぎりの旅行であり、最高のくぎりが迎えられました。ありがとう。!
 
       人生に真摯にいきてる君に遅れないよう自然を散策し、70年の苦労や悲しみや間違いが

       草花や鳥や虫や動物によって浄化されていく生活をおくっています。(そのうち子供になるかも)
      
       飛行機や新幹線の時代。会おうと思えば会うだけならいつでも会えるでしょう。

       今度会うときのお互いの進化を見るのを楽しみに生きていくのは楽しいものです。

       足腰と頭だけは元気にしておこう。それが合言葉です。

       ご家族のご健康をお祈り申し上げます。      また会いましょう。          友