東野圭吾『マスカレード・ホテル』を読む

東野作品。数頁読んだらなんか以前に読んだ気がしたのだが結論を思い出せず最後まで読む。マスカレードとは仮面舞踏会とか仮面とか見せかけとか虚構という意味らしい。

ホテルから動かず460頁もホテルの中だけの場面で展開の本。

『マスカレード・ホテル』

3件の連続殺人が起こった。いずれにも謎の数字の紙が。推定したらこの連続殺人は

次には高級ホテルの東京コルテシアで次の殺人が起こるだろうと。刑事新田はホテルのフロントに潜入するよう命じられる。それを指導するのが優秀なフロントの山岸尚美。

誰が被害者か誰が犯人かはまったく分からないままに新田と尚美はコンビで通常の業務をこなし周りに目を配る日々。当然ホテルにはたくさんの刑事たちが変装して配置されている。いろんなお客が来るなかで夫が霊感が強くて東京に出てくるのが慣れないので下見に年配の妻片桐がホテルに泊まって尚美を指名してサービスに感謝して1泊して帰るのだが・・・・・。土曜の結婚式・披露宴が開催される日またまた夫の下見として片桐が来て尚美を指名するのだが部屋にいくと片桐が変心。危うし!尚美。

危機一髪で新田が・・・・。かって尚美のお客さんへの対応に恨みがあったという結末だ。

(ホテルに客としてきた教師は実は高校生のころ教育実習にきた先生になにげない新田のいたずらで人生を狂わせたといい。優秀な尚美のサービスが実は恨みをかっていた。

そんなことで事件が起こる。お客も従業員も警察もみんな仮面をつけて対応してる。)

☆☆☆

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