函館は大火の歴史がある。


   最近あちこちで火事がある。
      しかも火事があると誰かが亡くなっている場合が多い。
      単に木造建築ばかりでない新建材も作用するのだろう。

      1934年(昭和29年)3月21日 函館大火があったという。
      函館山の麓から出た火は瞬間風速39mの風にあおられて
      たくさんの家々を燃やし尽くし
      死者は2166人にのぼりそのうち大森浜などでの溺死者は
      917人にもなったという。火の勢いが大変なものだったのだろう。
             それ以前にも大正2年、大正5年、大正10年にも大火はあった。

      もうすぐ21日がくる。改めて火の用心に心す。
      今年はいつもより暖かく火をつかう機会は減るかもしれない。
      ただ気候は想定外のことも多い。いまいちど函館は大火に
      何度も見舞われていることに思いをいたす必要があるだろう。