堺屋太一「向かい風の朝」を読む。


    先日堺屋太一さんが亡くなられて
       橋本徹弁護士が涙を流して弔辞を読んだというニュースを見た。

    元官僚であり、経企長官もつとめ、作家もするという多才な堺屋さん
    の本を読んでみることにした。
    「向かい風の朝」
    関西空港を立ち上げた関西財界の重鎮の孫娘「空海」、関空
    ファッション店の代表であり、空港アナリストの「黒田舞」、空輸関連会社の
    係長「篠山」、かって舞と学生運動して今は業界紙記者の「森田」。
    彼らの仕事や人間関係が描かれるが・・・・・・・・。
    作者がいいたいのは関西空港のうまれた過程や現状や将来に
    ついての考察を言いたかったのだろう。

    堺屋さんは作家というより経済などの評論家なのだろう。
    ご冥福を祈ります。                
                                     ☆
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