隠れ部屋から引きずりだされた男。

   ショーコー・ショーコーが今も耳に残る。

  麻原彰晃の死刑執行でやっぱりいろいろ議論がでてる。

    ”普通の若者が何故オームに入っていったのか。解決していない"      
    ”麻原はなにも語らず、精神的にどうだったのか。それで死刑でいいのか”
    ”なぜ頭のいい若者がマインドコントロールされたのか”
     それぞれにいろいろ疑問や主張はあるだろう。
     それほど大きく国を動かすような事件だったということでもある。
   
     「教祖」たるもの隠し部屋にかくれ、引きずりだされる時には
     「重くてすまない」みたいなことを言ったという。
     そんな男にマインドコントロールされて重大犯罪を引き起こした。
     悲劇というしかないが被害者はもっと悲劇・悲惨な目にあったのだ。

    確かに これだけ多くの若者の死刑執行は20年もたったいま
    心に引っかかるのは確かである。しかし これだけの重大犯罪が
    短時間で判決し、すぐに死刑執行されたらそれはそれで問題が
    あるだろう。20年も過ぎたのだ。
    人の命について思いつつ区切りをつける時かもしれない。
                          そう思うがどうだろう。