北海道の鉄路。

   自分が鉄道に乗ることはほとんどなくなった。
   函館に住んでいると近くは車、遠くは飛行機である。

   江差線がなくなり、松前線が廃線になり故郷の鉄道がなくなって
   子供のころの思い出が切り取られたみたいな感覚はある。

    北海道の鉄路が曲がり角にきている。
   北海道新幹線が走り、JR北海道の経営状態が思わしくないなか
   鉄道の在り方が新聞上を賑わす。

   「ないよりあったほうがいい」地域住民にとっては簡単なことだ。
   高齢化が進むなかで沿線の住民にとっては車の免許返上問題も
   目の前にちらつく。いろいろな思惑がからみ難しい問題だ。

   JR北海道の経営状態と思惑で鉄路を考えていいのかどうか。
   住民の「困る」という問題と「北海道の鉄路」とは別にしたほうが
   いいのではないか。北海道の鉄路はどうあるべきかではないのかなあ。
   札幌近郊は別だろうが。

   北海道は雪国。 運休が続くと信頼を失う。結局車に依存する。
   冬場も運休のない鉄道体制で信頼をえる必要があるだろうと思う。
   高齢化で過疎化がすすむなかこれを変えるのは観光だろう。
   駅からのアクセスは各町村で知恵をしぼるしかない。
   比較的自分に関係が薄いのでこんなことを思えるのかもしれないが・・・・・・。
       うーん。ひまだなあ。北海道の鉄道は人の足なのかなあ。