介護保険料が上がる。

   介護保険料が4月から値上げになる。

    函館に住むものにとっては道内1番の高さである。
    月額6260円。最低は千歳市の4900円である。
 
    高齢者が増加していると言われる今、やむ負えない面は
      確かにあるのだろう。

    しかし、すべからく基本は受益者負担が原則であるはずであろう。

    介護業者がどんどん増えてきてデイサービスやショートスティなど
     サービス競争が激しくなれば当然利用対象者は増える。

    一方で介護労働者は不足し賃金は上がり、増えていく。
    (他に業種から見れば低いらしいが)
      当然 介護料は上がっていく。

    自己管理をして頑張っている人には恩恵は少なく
     上がり続ける保険料を払わなければならない。

    病院での高齢者の1割負担は確かに恩恵はある。と同時に
    1割負担なら治療も薬も負担が少ないからつい病院に通う。

    介護の現場でもこんなことが起こってはいないか。
    高齢者は多い。小さな積み重ねが膨大な介護料に跳ね返っていないか。
    元気な高齢者が介護ボランティアとして協力するなどの工夫も
    必要かもしれない。

    本当に困ってる人にはやさしくするためには受益者負担の原則を
    基本としたほうがいい。もちろん負担率を適正にすることは当然である。

    我が家は最低の生活者と自認している。
    それだからこそ自己管理をし頑張りたいと思っている。
    格差格差といいつつ公平感が感じられないのはどうしてだろう。