面白い判決。

  北朝鮮の木造船が松前小島に上陸して
         島の施設の物を盗んだ事件の船長への判決があった。

               新聞の見出しは
          「猶予判決」
          「酌量の余地乏しい」
 
       求刑は2年6カ月の懲役。
       判決は2年6カ月の懲役、執行猶予4年。

       悪質で被害額も高額であり、犯行動機に酌量の余地はなく
       刑事責任を軽くみることはできないとした。
       新聞では500万とも800万円とも言っていた被害は
       自転車以外は返され、日本で前科がないとして執行猶予をつけた。
       実質的に懲役刑も送還するなら執行猶予なら意味もうすい。

       もし、この犯行が日本人だったらどうだったのか。
       執行猶予は法律を知らないながら疑問符がつく。

       どうせ送還するなら
         かって金正男を政治的に送還したように取り調べだけして
       人道問題として送還したほうがすっきりしたのではないか。

       当時 たくさんの北朝鮮の船が漂着して亡くなったかたも
       たくさんいたのに国際的に問題になったという話もない。

       費用も結構かかったと思うが罰金をとるという話もない。
       なんかややこしい問題には日本の姿勢は甘い気がするのは
       自分だけであろうか。