池永陽『となりの用心棒』を読む。

池永陽作品。1950年・愛知県生まれ。これで8冊目。「漂流家族」とか読んでるのだが・・。

『となりの用心棒』

沖縄出身で祖父から習った空手で米国に渡り道場破りなどで生きてきた長嶺勇作。日本に帰って重森夏子と結婚。西武線沿線の小さな商店街で米穀店を営んでいた父がなくなり店を畳んだ重森家の養子となった。重森勇作になった。夏子は空手しか取り柄のない勇作のために空手道場を運営してゆくゆくは全国チェーンへと夢を膨らませた。3階建てのビルを銀行から借金してたてた。空手道場を軌道に乗せるべく地域密着型で苦心しながら入門者を募るのだが・・・。道場破り歓迎とか商店街の人たちの相談に乗って入門を増やすなど。身体がでかくて強い勇作はモテモテ。毎日行く喫茶店の女性との浮気とかいろいろ・・・・。

(うーーん。喫茶店の美人女性亜紀子との浮気のシーンかなあ。結局は逃げられるのだが・・。)

☆☆☆