江差の五月は江戸にもないと謳われた栄華の名残がいまもうかがえる。
12台ほどの山車が3日間 8月9日・10日・11日町中を練り歩く。
幼児は半天、おしろいつけて山車にのせられ。
子供は半纏化粧で祭囃子にあわせて太鼓をたたき。
中学生は夜まで山車を引きまわし。
高校生はすきな子をもとめてさまよい歩く。(??昔はそうだった?)
大人は酒を浴びつつ山車を引きまわし。
なにしろ 3日間 12台の山車の祭囃子にひたされるのだ。
当然 おおきくなるころには骨の髄まで祭囃子に侵される。
8月の声をきいたら心そぞろに、江差っ子は故郷に帰りたくなるという。