最近 本を読んでいて思うこと
小説には デッサン スケッチのような小説
水彩画のような小説
水墨画のような小説
油絵のような小説 があるのかなと思う
谷崎潤一郎は油絵のような小説を描く作家なのかなあ。絵具をたたきつけるような。
「颷風」(ひょうふう)を読む
男のもつ「おとこの奔流」の話
主人公 直彦は冬の下北半島を禁欲放浪の末に東京にもどりその夜 女郎屋の「恋人」の
部屋で死ぬ。
松居一代さんは一途なようだが主人公直彦も苦労しつつ一途であった。 男はみんな・・・・