宮部みゆき「桜ほうさら」を読む。

宮部みゆき作品は読者を飽きさせない文章と構成がすごいから

   たくさんの読者がいるのだろう。

   この本も本の装丁もすばらしい時代物の590頁の長編だ。

「桜ほうさら」

  題名は(ささらそうさら)といういろいろあって大変の時に使う言葉から

  主人公笙之介と赤痣がある想い人和香との出会いが桜の木であることから。

  収賄事件で父が切腹して家が断絶して次男笙之介は江戸にでて代書や写し絵で

  長屋に住んで生計をたてているのだが父の切腹収賄の証拠が父の書いたもので

  なく巧妙に誰かに偽造されたものという疑いで生計を立てながら犯人を捜す。

  藩のお家騒動や大店のお家騒動や長屋のドタバタも加わって展開する話だ。

  父切腹の真実が明らかになるのだがそれは。以外にも・・・・・・・・・・。

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