73年間の人生の重み。


    73歳の人が亡くなりいろいろな役所に手続きに立ち会う機会があった。

    市役所や年金機構などだが
    複数の窓口をまわりなんども説明をうけ、書類に記載する。
     理解するのも大変であり記載するのも時間がかかる。

    各窓口とも親切にやさしく対応してくれるのだが
         如何せん初めてのことだ。

    73年間生きて人生が簡単に一個の印鑑や署名ひとつで
    抹殺されるみたいに終わるのは耐えられない。
    やっぱり苦労をして手続きを終えることが
    ひとりの人間の人生の重みを感じていいのかもしれない。
          面倒がらずに時間をかけてもキチンと手続きをしようと思う。