教員にはかって強力な組織があった。
最強の組合として政権側などから攻撃の的であった。
現在は組織化がゆるみ弱体化がすすみ最近は話題に
なることがない。JRの組合組織も同じ経過をたどる。
今は団結という言葉は死語になった。
個々の過失が・個々の能力がクローズアップされる時代。
強力な大きな組織が政治問題に力を入れるあまり
自分たちの生活とか労働時間などに取り組んでこなかったのか。
いま先生の労働時間が問題になっているという。
「給特法」といわれる「定額働かせ放題」の法律が原因なのだろうか。
先生が疲れているなら生徒が育つはずがない。
疲れた先生と膨大な情報を持つ生徒の構図は異常だろう。
「自分の代役はいない」という悲壮感は問題解決を遅らせる。
「代役はいつでもいる」と思わないと過労はいつまでも続くだろう。
ITでの教育やAIでの教育が目の前にある。
かってのように知識があるから教える時代は令和の時代では
小学校・中学校では通用しないかもしれない。