函館仏像群 西国編㉓


   西国札巡礼札所33か所あるが陣川仏像群では揃わなかった。

   湯の川の電停から5分くらい行くと湯川寺というお寺がある。
   函館山にあった西国札所の仏像33体を移設したという。
   寺庭にきれいに33体鎮座していた。
    取り敢えず陣川仏像群のなかになかったものから記載してみよう。
    陣川仏像との違いは石が違うようだ。

   西国札所
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ご本尊 如意輪観世音菩薩
宗派天台宗 開基 裸形上人。仁徳時代
インドから渡来した上人が滝つぼの中で
見つけて本尊としたと言われる。
那智の滝を中心にした神仏習合
一大修験道場であった。明治初期に
那智大社青岸渡寺に分離した。
本堂は秀吉が再建し桃山時代の特徴で
重要文化財だ。花山法皇行幸の際に
西国一番札所に決めたという。
那智の滝と朱色の三重塔の調和が絶妙。
ユネスコ世界遺産の一部になっている。