湊かなえ作品は結構読んでいるが自分みたいな年寄りにはきつい。
それでも毎回挑戦のつもりで読んでいる。
「少女」
ふたりの高校生が「死」について考える。少女の複雑な付き合い。
親友でありながら異なる少女の心模様が描かれる。
体育の補習の一環で老人ホームにボランテアに行く敦子。友達の話から
人が死ぬのがみたいと病院に派遣されるボランテアに応募する由紀。
入院してるふたりの男の子と知り合いそこで手術前に行方不明の父を
探してほしいと頼まれる。行方不明の父とは老人ホームで敦子と一緒に
はたらく「おっさん」であり、由紀のボケで気難しい祖母は老人ホームの
入居者という登場人物は絡み合っている。加えて子供の残忍な嘘や
少女たちの打算と遊びの設定も加わって展開するから複雑だ。
最後は衝撃の結末・・・・・・・・・・・・。?
