2018-11-12 函館仏像群散策 (68) 日記 四国巡礼の札所はほぼ真言宗のお寺である。 真言とはサンスクリット語のマントラの訳語で 「仏の真実の言葉、秘密の言葉」の意。呪術的な語句。 例えば吉祥寺の真言は ”おん べいしらまんだや そわか”である。 第67番 大興寺 小松尾山 不動光院 香川県三豊市山本町 真言宗善通寺派 開基~弘法大師 ご本尊~薬師如来 熊野三社権現鎮護のため開基されたが のちに真言・天台の二大宗派の修行場。 真言宗の寺だが天台宗の影響を受けて 大師堂と天台大師堂が左右にあり、脇侍 は天台様式の不動明王像・毘沙門天像。 四国随一の仁王門の運慶作金剛力士像。 本堂の「七日燈明」赤いろうそくを7日間 灯し祈祷。病気平癒・安産・良縁にご利益 「三鈷の松」「うどん接待」有名とか。 大興寺扁額の裏書「藤原朝臣経朝」の銘。 68体目。 (注)仏像が倒れたのか仏像と台石がずれている。