トランプ大統領の壁。

      以前 養老孟司の「バカの壁」という本が大ヒットしたことがある。

   トランプ大統領が就任当初
    メキシコからの移入を防ぐために国境に壁を作るとして話題になった。
    どこまでできたのか。もはや日本では話題になることはない。

    トランプ大統領は壁をつくるのが好きなようだ。
    今度はスペインへの移民を防ぐためにスペインの外相に
    サハラ砂漠に壁をつくったらどうかと提案したというニュースがある。

    外相は「サハラ砂漠はどのくらい広いかご存知ですか」と返答したという。
    大統領がなんと答えたか不明だが壁をつくるとすると5000キロだという。
    メキシコ国境は3200キロ。莫大な金額になるだろう。

    確かに中国の万里の長城という大昔にも関わらず外敵から
    守るために長大な壁をつくった例もないわけではない。
    しかし自然を冒涜するような気もするし、人々の移入を防ぐためだけに
    こんなことを考えるトランプ大統領は単に壁好きなのではないか。