65歳定年に弾み。

   人事院が国家公務員の65歳定年を提言した。
     民間でも定年の延長に動いているが人事院の提言は
     65歳定年に向けて民間を刺激し、地方公務員にも及ぶだろう。

     なにしろ労働人口の減少という事態への対策が必要なのだから。
       元気な高齢者が多い中では当然そうなるだろう。
      しかし問題はいろいろありそうだ。

     60歳以後の給料をどうするのか。3割減少が軸のようだが。
      役職定年制が面白い。若い人の働く意欲もあがるのではないか。
      そのためには60歳で辞める自由も必要かもしれない。
      人生設計・価値観の見直しが計られるだろう。
      天下りがさらに深刻になるだろう。
      プライドの高い公務員が若い人の下に簡単につくとも思われない。 

      定着するまでにはまだ長い年月がかかりそうだが
      定年延長に弾みがつくことは間違いなさそうだ。