石田衣良「4TEEN」を読む。
石田衣良といえば池袋シリーズは面白いが・・・・・。
最近はテレビで顔を見ることも多い。
「4TEEN」は少年物だ。
14歳の少年4人組の都会の中学生の冒険・恋・友情など。
この歳になっても自分にも田舎ではあったが中学生時代はあった。
自分の少年時代と比べながら思い出をたどる本でもある。
「プレゼント」
仲間のひとりが老人病という病で入院する話。
「月の草」
クラスの女の子がデブで拒食症になる話。その女の子に恋する話。
「飛ぶ少年」
クラスから浮いた子がはやし立てられて窓から飛ぶ話。
「14歳の情事」
仲間のひとりが不倫サイトに凝って人妻とつきあって離婚させる話。
「大華火」
死を宣告されて逃げ出した老人と仲間と花火をみてすごす話。
「空色の自転車」
仲間のひとりの父がいつものように泥酔・暴力に外に弟と運んで
凍死させてしまう話。
「15歳への旅立ち」
15歳を前にして親に嘘ついて新宿の公園に寝泊まりして繁華街の
いやらいげなところに冒険する話。
~微笑ましくさっさと読めるからたまにはいい。~