いま働き方改革が国会で問題になってる。
2015年の電通新人社員の過労死自殺を契機に
高まった働き方改革。
この議論は1億総活躍社会の実現という政府のスローガンに
形を変えていろいろ問題となっている。
例えば外国人材の受け入れはどうするか。
非正規雇用の処遇改善とか
時間外労働の上限規制の在り方とか。
これはすべて企業の働かせ方、労働者の働きかたの問題だ。
しかし。人生をどう生きるのかという問題はどこにいったのだろう。
たしかに労働することによって対価を得て生活している。
労働力の不足が現在も将来も叫ばれる今、自分たちが
今こそどう生きるかが問われているのではないか。
収入は最低でもいい。収入は高収入がいい。
短期間で高収入を得たい。そこそこの収入でも好きな仕事をしたい。
いろいろあるはずである。一時期からみたら人それぞれが自由に
選べるはずなのに「働き方改革」などという。
まずは「生き方改革」が先のような気がするが世の中を知らなすぎる
のだろうか。政府や企業が「働き改革」をいう前に「こう生きる」と
宣言したいものだ。
現役を退いたものだけができる発想かもしれないが・・・・・・・・・・・・。