A君へ 喝!

  生きていくのに自信がないという。
  社会にでて職業についていく自信がないという。

      みんな自信なんかないんだよ。
      自分は「くそ!くそ!」と言いながら生きてきた。
      みんな「がんばるぞ!」「明日はいいことがある。」
      みんな自分に言い聞かせながら一日一日生きてるんだよ。

      子供のころ遊びに行って帰りにころんで泣いて、まわりに誰もいなくて
      自分で一歩足をださなければ帰れない。あーあ一歩ってすごく大事なんだと思った。
      頭で中って考えれば考えるほど堂々巡りになるようなつくりになってんだよ。
      それを解消するには一歩踏み出してみるしかないんだよ。

      社会にでる。働くということはすばらしいことなんだよ。
      だってお金をもらえて勉強ができるんだよ。学校だけが勉強するところではないんだよ。
      一生懸命勉強したらきっといいことがあるよ。

      自分は信じてるんだ。
      苦しいこと、悲しいこと、うれしいこと、楽しいことはたくさんあるけれど
      きっと人間死ぬ時には誰もが半分半分だと思うんだよ。
      今 73才 いままで苦しいことが多かったからきっと残りの人生はいいことがあると思ってる。

      世の中捨てたもんじゃないよ。明日はきっといいことがあると信じてがんばっていこうよ。