<思うこと>㊶ 猫と人間

  子供は生まれてからこの方猫との縁が続いている。

       最初は黒猫がよくそのころ住んでいたアパートによく遊びに来た。
       化粧品の匂いをさせた人懐っこい猫だった。
       そのうち我が家のアパートに居ついてしまった。

       次には娘が野良猫をひろってきた。
       アパートが解体されることになり、猫がいては引っ越し先のアパートに入れなくなった。

       しょうがないから安い安い1軒の古い家を買うはめになった。
       1軒屋になったら次々野良猫をひろってきた。一時猫は4匹になった。

       4匹が順々に老衰と病気で亡くなった。共同墓地に埋葬してもらった。
       2年前 家の裏に子ネコが捨てられていて飼うことになった。
       半年前 家の前に子ネコが捨てられていてほっておくことができなかった。

       今は2匹いる。最初の猫は大きくなって自由に生活してたのに子猫がきた。
       子猫は自由きままに動きまわるので最初の猫はストレスがたまっているようである。
       ついつい子猫をかわいがる。外の散歩と夜寝るときだけ離しているがいじけている。

       家族といえどもギシギシするときがある。猫に話しかけてると心が納まる。
       猫にかこつけて家族に嫌味をいって腹いせするのも人間のストレス解消法である。
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