逢坂剛「暗殺者の森」読む。

 昨日は息切れして読むことを諦めたのだが
       途中でやめるのが悔しくてついに最後まで読む。
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    連合軍がノルマンディー上陸を果たしたころの終戦間際のドイツとイギリスと日本の
  情報員たちを中心にしたサスペンスとちょっぴり恋愛も含んだドクメンタリー風小説。

  1944年 クラウス大佐が会議の場に爆弾を持ち込みヒットラーの暗殺を試みる。
  成功したと思われた計画もヒットラーの軽傷でクーデターは失敗し、大佐らは
  銃殺される。
  ドイツではナチ、反ナチ、ゲシュタボなどが対連合軍、対ソ連でいろいろな思惑が交錯し、
  連合軍の上陸のいろいろな情報合戦もあり混沌としていた時期。

  日本の情報員ホクトが親と慕うドイツの元長官カナリスを救おうとナチに拘束される。
  それを救おうとする日本人支局長 尾形、ホクトに恋するイギリス人情報員ヴァジニア。

  イギリス情報省、スペイン、ドイツ情報員、ゲシュタボ、ナチなど終戦間際の彼らの行動、
  思い、戦争などが描かれた小説。
  ○読後感は難しい。自分の文才では・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    1944年が自分の生まれた年。そのことと途中で投げ出すのだけはなんとしても避けたいと
    意地だけでよみおえた。 エライ!  覗いた方はどんな本か分からないだろうな。申し訳ない。