<放言・失言>今回の選挙から見える

  衆議院選挙が終わってテレビは野党再編論議で盛り上がっている。

     一つ気になる点がある。
     共産党が何故議席をへらしたのだろうか。
            ・ 高齢化が共産党にも及んでいる。
            ・ 立憲民主党に配慮したのに見返りがすくなかった。
            ・ 全体として共産党への期待が薄くなった。
         共産党という党は公明党とともに風に左右されない党というイメージがあるがそれが時代が
         少しずつ変わってきているのかもしれない。
         民進党を取り込む戦略が今回の野党分裂で終わったのかもしれない。
         立憲民主党が自信を強めて独自路線を進めるのではないかと予想する。
         しかし 今回の選挙でいえば立憲民主党共産党の恩恵をうけた部分が多いのではないか。
         日本の政治風土のなかでは共産党は成立するが中国やロシアの共産主義の国では
         自由民主党は成立しえない。今回の選挙を期に変わらないのだろうか。

         自由民主党はいい加減な党だ。いいかげんということは発想も言うことも自由ということ。
         その点野党は左にいくほど理論や支援団体に縛られる。

     今回の選挙だけでなくいつの選挙でもできることなら世の中が大きく変わることを望まないと思う。
     勿論 国が停滞し、倦みが過ぎたときは別だが少しずつでも世の中が住み良い、安心な生活に
     向上していくことがのぞましい思っているのではないか。
     その意味では与党は野党に耳をかたむけ、野党は与党の政策にただ反対するのではなく
     一歩でも二歩でも国民のためになる工夫に最善をつくすべきではないか。
     野党がやりたいことは政権をとった時にすればいい。それができるのが小選挙区制であるはずだ。
     そのためには一定程度大同団結する必要と、政党交付金の貯金も必要だろう。
     国民は馬鹿ではない。ちゃんと見ている。そう思うがどうだろう。