走れメロス

 誰もが読んだことのある太宰治の名作 「走れメロス」。
 なんとなくこの歳になって手にする機会があってまた読んでみた。
 今の政治状況を見る時ああ再確認する意味で読んでよかったと。   
   話は書くまでもないと思うが
      民衆にも疑心暗鬼になってる王をいさめようと王宮に行って捕まってしまい、
      殺すといわれるのを妹の結婚があるから親友を人質にするから3日間の猶予をもらう。
      仕事をすませるがいろいろあって猶予時間がせまるなか行くか行かないか悩む。
      それでも行くことに決断して約束を果たす。友には悩んだことを正直に話すと友もまた
      もしかしたら来ないのではと思っていたことをあかす。王も民衆への信頼感も回復する。
      めでたしめでたし。

      王も人間、民も人間 お互い疑心暗鬼にならず信頼関係をもつことが大切ということであり。
      人間は所詮 弱いものだという話なのかなと。

      最後に急いで走って走って素裸になってるのも構わない姿に
             女の子が赤いマント?をもっていってやる。
       友は「このかわいい娘さんはメロスの裸をみんなに見られるのがくやしいのだ」と教えてやる。
       勇者はひどく赤面した。
                       メロスを太宰治は自分に重ねているのだろう。(あってるのかなあ?)