節目を過ぎて思うこと⑮携帯

「携帯」
      50年ほど前、学生の頃 「科学の進歩は人間を幸福にするか」という問題で

      思い悩んでいたことを思い出す。 いまでも新しい問題なのに驚く。

      PHSからスタートして便利になったと思ったら、携帯になり、スマートフォンになった。

      あっという間のできごとだ。自分はまだ「ガラケー」と呼ばれる携帯でとどまっている。

      パソコンと録音機とマイクと財布を一つにして持っているようなものらしい。しかも音声入力機能もある。

      一方 ITの進歩でロボットが進歩している。受付もスーパーのレジもロボット対応が増える。

      試算によれば数年後には失う職業が50%とも80%ともいわれる。

      たかが携帯の問題ではない生きるか死ぬかの問題になりかねない。
      
      自分は当分は携帯にとどまって行く末を見たい。科学の進歩に追いつけないのが本音だが。