自殺考 若い時分には何度か自殺を思ったことがある。
線路をとぼとぼ歩いたこともあった。
73才 まだ生きている。
「時」と「人}が生かしてくれた。運と死ぬ勇気のなさが幸いしたのだろう。
生まれる時は自分で決められないからせめて死ぬときは自分で決めても。
そう思うときもあった。
最近のニュースでいじめによる自殺をしばしば目にする。関係者が頭をさげる場面だ。
これほど痛ましい、悲しいことはない。
この歳になると自殺より安楽死について考えることのほうがよさそうだ。