バングラディッシュの国内が荒れている。公務員採用の優遇枠廃止を求めて学生が大規模抗議行動を行って150人規模の死者がでて抗議行動は首相の辞任要求に発展していた。ハシナ首相はヘリコプターでインドに脱出したと伝えられる。
もともと野党がボイコットした総選挙で4期目の首相についたハシナ首相。まともな選挙で首相になったわけではないのだろう。民主主義が機能したのかどうか・・・。
公務員採用の優遇枠廃止が端緒ではあったけれど元はといえばバングラディッシュの国民の貧困や経済格差など経済的な問題が真の抗議行動の原因と指摘されている。
首相は命の危険を感じて国外脱出したのだろうが問題解決能力がなかったのだろう。
暫定政権を作って収めようとしているが国民の声をくみ取れるかどうかだ。混乱が続けば国民が疲弊していくのは明らかだ。どうなる?