中国・ウクライナの外交トップが会談。

ドイツのミュンヘンで開催国際会議に出席している中国・ウクライナの外交トップが会談したと伝えられる。いろいろな思惑もあるだろうが悪い兆候ではない。

中国の外交トップ王毅氏とウクライナの外交トップクレバ外相は「和平の実現に向けて連携していく方針を確認したとしている。

また王毅氏は「ウクライナ危機の長期化・拡大化は目にしたくない。国際社会とともに状況の更なる悪化を回避していきたい。」とも。クレバ外相は「領土保全の原則は両国とも神聖であることを確認した。」とも。

これだけ単純に読むとロシアのウクライナ侵攻は直ぐにもロシア軍が撤退して解決しそうな雰囲気である。なぜなら中国は侵攻は良くないと言ってるのだから。大国中国がロシアに侵攻はいけないよといったらロシアは中国の後ろ盾を失い直ぐにも撤退せざるを得ないだろう。そう簡単にならないところが「外交」なのだから困る。

是非中国はロシアに侵攻をやめ、撤退をすることがロシアにとっても世界にとってもベストな判断であると仲介してほしいものだ。

王毅氏はモスクワに入ってプーチン大統領と会談するだろう。その時にどんな話をするかが中国の本当の姿が見えるだろう。