「ピョートル大帝」とはいつの人?

プーチン大統領は自分をピョートル大帝になぞらえてウクライナ侵攻で得たとされる南部・東部の4州をロシアの大きな成果と述べたという。ピョートル大帝は領土拡大に意を用いた人とされロシアの歴史上の偉人という。それにしても17世紀とも18世紀の偉人と比べるのもどかしてる。

時代錯誤も甚だしい限りだ。第2次大戦後は一部国境付近で確定していない部分があるものの他国を侵略するようなことはあり得ない。むしろ香港を中国に返還したような過去の遺物ともいうべき植民地の解放も行われてきた。時代を逆行させる動きは決して許されないのは世界の指導者の常識となっていると思ってきたが・・・・・・。

プーチン大統領はさらに「核の脅威は高まっている。」「ロシアは狂ってはいない。」

ロシアからの脅威以外に核の脅威は高まってはいない。狂っていないという人ほど怖いのも一般的常識である。ロシア内部での発言というが権力者というのは怖いということを感じさせる。ロシア内部での真っ当な意見をいえるのは誰なのだろう。