朝倉宏景『つよく結べポニーテール』を読む。

朝倉作品。青春ドラマ。小さい頃から父・祖父にキャッチボールで育った女の子がプロ野球を夢見て夢を実現させるストーリーだ。遥か昔になってしまった自分の青春を顧みながら青春ドラマを読んでも違和感がないのが面白いと思う。

『つよく結べ・ポニーテール』

鳥海真琴は小さい頃から野球になじみ男の子に混じって野球をすることに夢中。

小さなアパートで母と兄弟3人で暮らしていた転校生タクト君と友達になるのだが真琴が訪ねていったことでタクト君はいじめられいつの間にか転校していなくなる。

中学校では少年野球の優秀な龍也君・絵が好きな雫と友達に。真琴は龍也と恋するのだが野球部の監督が酔っぱらって真琴に破廉恥をしてそれが原因で龍也は真琴から逃げていく。それども真琴は女子野球クラブにはいりそしてドラフトでプロ野球に誘われる。いいところで救援に立った真琴をテレビで手に汗にぎりながら彼女と観る龍也であった。最後は幼馴染のタクト君がニュースをみて会いに来てくれる。

(女の子の不可能と思える夢を叶えて女性の壁を突破した真琴の青春物語。)

☆☆☆