終戦記念日

77回目の終戦記念日

人々の戦争マジックから解放された日。価値観が劇的に変更を余儀なくされた日。

戦地からの引き上げや満州からの引き上げ、尋ね人がしばらくラジオに溢れた時期でもある。傷病兵が人通りのあるところでアコーディオンをかき鳴らしていた記憶も鮮明だ。子供心になにをする人なのだろうと。

終戦記念日を中心に戦時中を語る話や本や日記などが紹介される。78歳の我々の時代は戦争の尾っぽを感じ取れる年代だが今の若者にはゲームの戦争しか知らない。痛みの感じない戦争であり勝った負けたの戦争なのだろう。

いまやるべきことは戦争を2度と起こさないためにはなにをすべきかだ。ロシアのウクライナ侵攻という危険な賭けにでた国家がある。世界のみんなで戦争の愚かさに声をあげることだろう。