湊かなえ『山女日記』を読む。

湊かなえ作品。山ガールと言われる言葉がでるような時代になったけれど作家が登山の話を小説にするのが意外な気がしたが読んでみると山の風景の中で女性らしい感受性や女性の問題を山の風景のなかで解決していく様が女性の足で登れる山ということもありこんな山々なら登山もいいなあと。

『山女日記』

妙高山火打山槍ヶ岳利尻山・白馬岳・金時山など百名山を丸福デパートに勤務する仲間とあるいは姉妹と姉妹と娘となどで登りながら学生時代の山岳部での登山を再確認したり離婚問題の結論を得るために登ったり娘と一緒に登って子供の成長を確認したりと山の花々や風景の美しさ。最後はニュージーランドのトンガリロだ。素晴らしい眺めなのだろうなあ。

(読んだ中では同じ北海道の利尻山がいいなあ。行ったことがないのが残念。)

☆☆☆