防衛費増額させないで。

岸田政権が自民大勝を受けて基盤が強固になったようだが外交は厳しい情勢だ。

9月に中国との国交樹立50周年となる。中国は防衛費増額を懸念しているようであるが日本人は防衛費増額は望むところではない。しかしロシアのウクライナ侵攻は「特別軍事作戦」の名のもとに他国を侵略するという二国間の信頼関係を崩すような行動をしている。しかも中国はそれに同調するような行動をとっていることは日本人は中国に失望している。もしかしたら中国も日本でいえば尖閣諸島などに「特別軍事作戦」を行う懸念がないとはいえないと考えるのは当然のことだ。

世界の平和は国際間の信頼関係の上に築かれているはずである。ロシアの横暴を短期的に収束させられるのは中国だけだ。その中国がロシアに同調しては信頼関係が崩れつつあるのは間違いがない。日本に軍事費の増額をさせないで済むようにしてほしい。それが結局中国との国交樹立50周年を祝える年にするかどうかにかかっている。