妊娠中絶への判断。

米国では連邦裁判所が中絶は憲法に認められた権利ではないという判断が50年ぶりに示されて政治問題に発展しそうだ。宗教観・倫理観などがでてくるから単に女性の身体保護という観点以外の要素も加わるから複雑だ。今回の判断で26の州で中絶が禁止になる可能性があるというから大変だ。これからは州議会で容認の判断が必要になるがこれが簡単にはいかない。それが米国だ。ブラジル大統領もレイプされた子供が妊娠して中絶を希望してやっと処置ができたのだが大統領はこの結果に懐疑的発言をしている。

宗教が関係するといい場合もあるが悪いことのほうが多いように思う。人生の生き方や道義的なことは宗教によっていいけれどこれは女性の身体の問題だから中絶禁止というタガをはめることがいいとは思われないが米国は銃規制の問題といい中絶禁止といい先進的と言われる国にも深刻な問題を抱えているなあ。大統領選にも影響しそうだ。