ブックマッチが消える。

「ブックマッチ」という名前だとも知らなかった。

でもタバコを吸う人なら必ず使っていたマッチだ。2つ折りのカバーに紙マッチが挟み込まれていて上下で抑えて擦ると火が付く。製造業者が1社になっていて6月受注分で生産を終えるという。残念というか当然あったものがなくなるのは頭の中では寂しい。

通常の箱マッチは以前からみると100分の1になったけれど会社は存続するというからよかったというべきか。神戸の日東社という会社という。

タバコ愛好者の減少や100円ライターや自動発火装置の普及と考えてみればマッチを使う機会はなくなってる。なにもない時にあわててマッチを探すくらいだ。

製造開始が1973年という。50年ほど経った。時代なのだろう。

マッチ自体は英国で19世紀はじめで日本では1975年という。歴史が分かっただけでもブックマッチに感謝だ。お疲れ様とでもいうべきか。