プーチン大統領には是非おすすめの本を読んだ。
仁志耕一郎作品の小説「とんぼさま」だ。
武力で隣国を拡大していく「覇道」は結局は武力で滅亡への道に進んでいく。
日本の戦国時代に覇道を実践して拡大していった武田信玄も消滅することに。
一方礼を重んじ人を尊重し命を大切に考える戦争のない社会を目指すのは「王道」だ。
松本平の守護職小笠原長時は武田勢に武力で対決しようとして悉く敗れついには国を追われるのだが人を尊重する礼法を重んじる生き方を知り平穏をつかんでいく話である。
プーチン大統領はロシア国民の平安や命の大切さを考えるだけでなくウクライナ国民の人権や命も是非考えてほしいものだ。それが大国の指導者の道だろう。