村山由佳作品。官能小説といっていいのだろう。このような本は男が読むのか女性が読むのか。そう言いつつ高齢者の男が読んだ。たまにはいいだろう。
12編が収められているのだが12人それぞれの女性の秘められた秘密といえばいいか。
『アダルト・エデュケーション』
1話は高校時代に同性に恋して深い仲になった女性が同窓会で12年ぶりに逢う話。
2話は能力の高い女性が同棲している男をどうしようもない女性に取られる話。
3話はノーマルな恋人がいながらSMにハマった女性の話。
4話は同性愛に夢中の女性が実は自分の弟に恋してる話。
5話は小さいころ従弟のオナニーを見てしまった女性が大人になり反対に彼に見られる
6話は姉の飼っている犬に恋する話。
7話は女優の女性が監督になりたくて彼氏の留守に不死鳥の刺青を全身に入れる話。
8話はいかれた年下に夢中になった女性が男にAVをやらされる話。
9話は男女を描くに得意の小説家にのめりこんでいく女性ママの話。
10話はいい関係だった彼に太ったために嫌われて終わった女性の話。
11話仕事で失敗して叱責を受けて傷心を留守の姉の部屋で姉の恋人と・・。
12話は女性医師が優秀なエステのもとで癒される話。
(こんな本を読むと女性を見間違う。こんな女性とできるためには男が磨き・強くならないと。誰でも女はなんて寄っていくから事件が起こる。濃厚な本だ。)
☆☆☆