極左テロ組織の指導者の死。

南米のペルーの極左テロ組織の最高指導者が86歳で刑務所で死去したという。

毛沢東主義を信奉したアビエマル・グスマン最高指導者のもとでテロ組織「センデロ・ルミノソ」は1980年代から20年にわたって政府関係者など3万人以上の殺害に関与して収監されていたという。91年には日本人農業技術者3人の殺害にも関与とされる。

大学の哲学教授だったというが自分は刑務所の中とはいえ86歳というほぼ天寿を全うした。しかし多くの人たちは人生半ばで殺害されているのをどう思っていたのだろうか。テロとはなんなのだろう。政治の中心にいて政策を大きく変える人を(許されないが)取り除くというのは分かる気がするが罪もない多くの人を殺害して社会の騒擾を引き起こして自分たちの思いをとげようとする人たち。いまでもまだ中東などでは時々自爆テロという形で罪もない人たちを巻き込もうとする。そんなことで世の中がいい方向に向かうことは絶対にないと思う。この死去した指導者の心境を聞きたかったなあ。