高杉良作品。図書館で高杉良作品を見ていたら高杉作品とは思えない題名の本に出合う。その本がめぐみ園の夏。調べてみたら自伝的小説という。いままでの小説とは全然違ってビックリ。イメージが半減とまでは・・・・。企業小説の迫力が・・・・。
『めぐみ園の夏』
亮平は4人姉弟妹。それなりに裕福だったのだが父が女性を作って両親は離婚。
4人は児童養護施設へ。3歳の妹は養女へ。前の学校の教師高橋はいい教師で亮平も心酔し同級生をつれて施設に会いに来てくれた。亮平は前の学校同様に施設でもかわいがられ頭もよく人気者であった。父からの引き取るという話と先生の養子にという話が同時に起こって悩むが結局は亮平と弟は父の下へ。姉は離婚時の父への嫌悪は残り施設に残る判断をする。
(高杉良は境遇は一時施設入所など厳しいものがあったが頭の良さと人当たりの良さで上手に世間を渡ったという話かな。)
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