#塩田武士『盤上に散る』を読む。

塩田武士作品。1979年兵庫県生まれ関西学院大卒という。2011年に将棋ペンクラブ大賞を受賞という経歴の作家という。

『盤上に散る』

将棋の対戦にお金を賭けて生活する真剣師がいたころの話。母の遺物を整理していて封をされたままの手紙を見つけた明日香は宛名の人を探す。それは謎の真剣師だった。

一方闇金の取り立てに手を染めていた達也もまた刑事に頼まれて謎の真剣師を探すはめになる。謎の真剣師は将棋界では伝説の将棋の打ち手だった。真剣師の名は林鋭生。

明日香の母と鋭生の関係は?なぜ刑事が達也に鋭生をさがさせるのか?

噂をたどって鋭生が真剣勝負するホテルを突き止めて刑事・明日香・達也たちは会場に向かう。何を賭けて対局してるのか。対局の結果は・・・・・。

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